
エミール・クストリッツアの作品は『アンダーグラウンド』に続いて2作目。
この『黒猫白猫』は一言で言うなら・・ジプシーミュージックと人間と動物たちがいい感じでぐちゃぐちゃに混じりあったコメディという感じ。『アンダーグラウンド』もそうだったが、とにかく映画全体のテンションが高いというか、ものすごい生命力に溢れている。
マヌケな密輸商の父に無理やり結婚させられる息子、その息子の結婚式の日に死んでしまう祖父、逃げ出す花嫁、暴れまくるマフィア、それらと混じって暴走する動物たち・・・とにかく終始ドタバタで展開していく様が面白い。
ただの勢いだけで展開するコメディではないのがこの『黒猫白猫』。
よくある後には何も残らないで記憶から消えていくようなものではなく、この映画の中にはちゃんと登場人物一人ひとりの中にある誰かを愛する想いがある。そして、その想いはなんらかの形で届くということも教えてくれる。
誰より釘付けになってしまったのは、息子のザーレ役を演じていた男の子。
かなり個人的な話だけど顔が・・・・顔が超好み・・・☆☆☆
私は日本人の顔が好みなので、あまり外国の方で顔が好きとかはあまりないのだけど、今回ばかりは終始彼に釘付けでした。少年に恋してしまいました(笑)
・・・とにかく、この映画はじっくり味わってほしい映画です。