チャップリンと木の下で いつか語り合いたい、来世あたりに。
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ショーシャンクの空に
2007-09-10 Mon 22:47
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やはり私の人生に影響を与えてくれたこの素晴らしい映画を最初に語らずにはこのブログ始まらない。かも(笑


ティム・ロビンス扮するアンディは言った。
他人に大切なものをいくら奪われようと、心の中には誰にも奪えないものがある・・・それは「希望」だと。

無実の罪を被せられ、自由を奪われ、裏切られ・・・この世の悪夢を刑務所の中でとことん味わう運命を背負ったアンディは、少し笑ってそう言った。数年の間塀の内側で絶望の淵に立っていたアンディの心が、待ち続けた塀の外に飛び出た瞬間だったように思う。
人間はある限界を超えたらどうなるのか。
これ以上ないくらいの絶望の中で、ほんの少しでも何かを信じることなんてできるのだろうか。
彼をそこまでさせたのは・・・。

アンディはそれを見事に見せてくれたけれど、それは友人レッドと共に過ごした時間、仲間の死、出所して行った友のその後・・・そんな周りの人間との様々な出来事があったからかもしれない。
刑務所内の非道な人間への復讐、仲間達への愛情、そして何より自らの無実の証明のために立ち上がる「希望」があることにアンディは気付き、虎視眈々とそのチャンスを狙っていた。
狭い部屋の壁に貼った、リタ・ヘイワースと共謀して。

「仲間」の存在があったから。
人間同士の絆があったから。
・・・きっとそれがあったから。

刑務所に最初来た頃のアンディは全てに絶望していた。
アンディとレッド。奇妙な二人のこの出会いから始まり、次第にアンディは気付いたのではないだろうか。
周りに仲間がいたことに。生きるということ自体に。自分の中に何にも負けない、誰にも奪うことのできない「希望」というものがちゃんと残っていることに。

そこからのアンディの快進撃(?)はあまりに鮮やか。
混沌としていた前半から中盤までの空気を一気にひっくり返してしまう。この映画はただのサクセスストーリーやハッピーエンドのお話ではない。人間の生きようとするが故の苦しみ、痛み、悲しみ・・・その中にある一筋の光を示してくれる。

この映画はアンディの友人レッドがストーリーテラーとなっている。
終始レッドがアンディ・デュフレーンという男を懐かしがって語っているようだ。レッドのその穏やかでどこかもの悲しげな語り口調が、この映画をさらに鮮やかなものにしている気がした。


私が映画に求めるもの・・・それは純粋なもの。
人間の中にある本物の感情。
それは大げさなものでも何かとてつもなくすごいものでもなく、ただただそこに生きているから、何かを求めるから自然に出てくるリアルな人間の心。それなんだと思う。

この映画にはそれがたくさん詰まっているように思えるんです。


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