チャップリンと木の下で
いつか語り合いたい、来世あたりに。

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街の灯
2008/06/11 (Wed)
Category : 映画レビュー

チャップリンはやっぱりいい。

もう76年ほど前の映画だけれど、なんなんだろうこの面白さは。
少しも色あせた感じがないし、飽きることもない。

内容は、盲目の花売りの娘に恋した浮浪者(チャップリン)が娘の目の手術代を稼ぐために奔走する・・・みたいないたってシンプルなおはなし。
無声映画だけど、チャップリンのユーモア溢れる動きや表情は言葉以上のパワーがありました。

とにかくマヌケで滑稽で笑えるし、誰にも真似できないような独特の空気。
映像を早送りで見てるようなちょこまかした動きとか。
かるーくやってのけてるけど、ものすごい研究してのでしょう・・・。

盲目の娘に恋し、自分のすべてを捧げて愛そうとする浮浪者(チャップリン)の姿は、打算に満ちたこの世界や私自身に大切なものを投げかけてくれるような気がした。
自分に良くしてくれる人に対して盲目の娘が想像していたのは、浮浪者ではなくお金持ちの紳士でした。だから、目が見えるようになって初めてチャップリンを見た時は、まさか自分に光をくれた人物だとは知らずに見下してしまいました。

ラストシーンの娘の「あなただったの」という言葉。
この一言にはたくさんの想いが込められているようだった。

それでもチャップリンは、目が見えるようになった娘の顔を眺めて微笑んでいました。
純粋愛するということ。無償の愛。


変わらぬ愛と変わらぬ面白さが味わえます。




  

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